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    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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ホーム > 学会で得た知識



学会で得た知識の最近のブログ記事

昨日の夜から東京に移動して、今日も朝からみっちり栄養療法オーソモレキュラーのセミナーに行って来ました。


今日の内容は、これまた濃い内容でした。


すご~く濃かった。。


医師であれば、誰でもみんな学生時代や国試の時、その他もろもろ習ってきたこと・勉強してきたことではありますが、それが人間の体に全然結びついていなかったというか、まさに机上の空論のような。。


いえ、内科のドクターで専門の方であれば、ご存知の内容も今日はあったと思いますが、そこは分子整合栄養医学からの切り口で、はは~っ!とちょっした感動と衝撃~。


そうなっていたのか!


いや、ホントに、学生時代、何を勉強したんだか。。


いえ、医師になってからも、一体何を勉強してきたのか、という感じです。



ひとつ言えるのは、体調で気になることがあれば、何であったとしても、基本は糖質制限ですね。


これ、全ての基本です。


これにつきます。


蛋白質をいくら食べようが、良質の油を摂ろうが、高級なサプリをたくさん摂ろうが、糖質制限で血糖値のコントロールがついていなかったら、症状にもよりますが、なかなか大変です。。


症状によったら、根本的な原因が、まさに糖質にあったりするので、糖質制限をしない限り、ホントに難しいことがあります。


どこまでの糖質制限をするのか、というのは、まさに症状と個人の体の状態によって全然違いますから、それは、やはり診察と栄養解析が必要です。



でも、食事内容を見直すくらいなら、溝口先生の本を買って読んで、ご自分である程度のところまではやれますよね。


(持病や検診で異常を指摘されたなど、なにかある方は、勝手に判断せず、主治医に相談してからにしてください。病気によっては、自己判断をしてはいけない場合があります。


また、自己流にアレンジしすぎて、本に書いてあることとは似ても似つかないことをされている方がいて、その自己流が持病に影響する場合もあり、そこまでは誰も責任はもてません。


ご心配な方は、専門のクリニックに受診してくださいね。)



うちで栄養解析をされた方に、解析結果の説明をする場合、大体の方がレーザーなどの処置中に聞かれるわけですが(解析結果だけで時間枠を押さえるなら、別途診察・カウンセ委料金がかかるので)、レーザーの処置内によったら、説明時間は足りません。


解析のためだけに来られている方も、1時間枠をお取りしても、全然時間が足りていません。


解析する前から、食事の改善は言っているわけですが、ほとんどの方が自分には関係ない(自分はできていると思っているので)と、あまり本気にされていなかったり、聞き流していたり、関係もないし、やりたくないから、自己流にアレンジして全然違うことをされていたり、と、その再確認から始まりますから、時間が足りるわけはないんです。


最初の現状把握がなかなかできない方が半分くらいでしょうか。いらっしゃいます。


「結構食べているのに~」とおっしゃるので、全員の方に、例えば普段の食事、ここ数日の食事内容を聞いていますが、「そうですね、食べてるのにね」と答えたことは一度もありません。


よくあるのが、何度も書いていますが、たんぱく質がほとんど何も入っていない食事が何度もある、普通の食事内容(いわゆる定食屋さんみたいな感じ)からごはんを抜いただけ、とか。



ご飯を抜いでいるんだから、いいんじゃないの?とお思いでしょうが、糖質を減らす分、エネルギーの確保も必要ですし、たんぱく質・良質の油、もちろんビタミン・ミネラルと必要なわけです。


ただでさえ、今までの食事で栄養失調だったのに、そこからさらにごはん類を一切抜くわけですから(おかずが増えることなく)、カロリー不足の栄養不足となります。


余分な脂肪がついていた方は、これはカロリーも減りますから、まあ痩せますが、カロリーは足らんわ、栄養は足らんわ、となると、脳から猛烈に、「もっと食え~!」という命令がおります。


このままだと、危機的な栄養失調になると脳は思っているので。


そこでリバウンドですね。


こんなのを繰り返していると、ホントに体を壊すかもしれませんよ。


もちろん、今の糖質三昧・肉なし生活の食生活も、体を壊しますが。。。



1時間時間を取ったところで、まず認めることをされないので、ますます話が進まないことがありますが、他にも説明しないといけないこともたくさんあって(改善が急務なのは、糖質の問題だけではありませんから。。。基本、みなさん栄養失調なので、大事な栄養素が欠落しているわけです。。。)、話は終わるわけがありません。まして、お一人に、2時間も3時間もカウンセだけではお取りできません。


(日にちを変えて、来られるか、ですが。。)



話しを聞いて、ちょっとご自分でも思い当たるところが出てくるはずです。


まあ出てこないと困るんですが。。(十分、ひどい食事内容ですから。。)


それをちょっと認めた頃には、私がした他の話はかなり忘れておられるようです。


食事内容を見直す、思い出す、というのも、ご本人にはストレスなんでしょうね。


そこで、ちょっと落ち着いたところで、お渡しした資料を読まれると、わかりやすいと思います。


読まない、というのは、もうその方の勝手ですが。。栄養療法オーソモレキュラーの主役は、サプリではなく、ご本人の食事の内容と摂り方ですから、お金を少しでもかけずに、早く良くなるコツは、どれだけ食事内容を変更できるかにかかっていると言っても過言ではありません。



まあ、この落ち着いたところで、一番いいのは、溝口先生の本を、とりあえず1冊買って、読んでください。


どうして糖質制限しないといけないのか、他はどうなのか、などなど、いろんなことが具体例と合わせて、書いてあります。


本のいいところは、何度でも読み返せるし、前後の流れや必要性がとてもわかりやすく書いてあるので、とても便利です。


(このブログでもだいぶ書いてきましたが、形としてまとまっていないので、読み返す時がメンドクサイでしょう。)


ネットではダメですよ。無料の情報なんて、有益性は限られていますから。


ちゃんとお金を出して、本を買ってください。


それも、お金をかえずに、栄養療法オーソモレキュラーをする方法です。


(もちろん、実践しないと効果が出ませんよ。)





昨日クリニックの診療を終えてから、アラガン社主催のセミナーに行こうと東京へ。


大体が東京でなんでも開催されるので、東京のドクターはいいですね~。


人口の4割が東京でしたっけ?そりゃ、東京開催が多くなりますよね。


行くついでに、買い物とか行けたらいいんですが、最近は時間もなく、すぐに帰ってしまうので、ホントに、セミナーに行くだけ、となってしまいます。


東京でタクシーに乗ると、高層ビルだらけで、京都とは全然違いますから(京都は、高さ規制があるのです)、うわ=、都会だな~と興奮してしまいます。夜景がキレイですよね~。



さて、アラガン社のセミナーで、ボトックスやヒアルロン酸のことをされる場合は、


「ALLERGAN ACADEMY®」と名前を付けていらっしゃいます。


アカデミーと言うだけあって、大変ためになる1日でした。


昨日から参加したかったのですが、さすがにクリニックを休診にしてまで、というわけにはいきません。



朝の9時から5時半過ぎまで、びっしりとヒアルロン酸とボトックスの話で、今日はほぼヒアルロン酸(ジュビダーム)でした。


濃い内容で、最近ずっと栄養療法の勉強三昧で、全然分野が違う勉強に、一気に飛ぶと、頭の中が収集つかなくなりそうですね。


まだまだ私の脳と体に頑張ってもらわないと!!


(そうそう、先日、血液検査をやって、体調の確認をしました。かなり改善した数値もあり、そのおかげで、そう言えば、あんなに凝っていた肩が、全然凝らなくなりました。すごい!!更年期かな、とも思っていましたが、栄養でしたね~。まだまだ上げていきます~。まだ結果の返ってきていないのがあって、それが出たら、解析をお願いするか、様子を見るか、ですね。自分の勉強のために、私の分は、1か月毎くらいに検査して、様子を見ています。患者さんは、そんな頻繁にしなくていいですよ、されたい方は、もちろんされたらいいですが。(自費ですし。))



今日のお題は、いろいろありましたが、アゴ周りのシワと目の周りのシワ(としておきましょう)の話でした。


全く違う考え方による注入法で、早速試してみたいです。ぜひ、自分にも!!



自分で自分に注射するのに、ボトックスはまだしも、ヒアルロン酸って、ものすっごいメンドクさくて、時間がかかります。。


鏡を見ながら、手も逆手で、針の向きや深さなどが、「あ~、もうっ!違うっってっ!!」と鏡の自分に、う=っとうなる始末。。。時間がかかるのです。。


めんどくさくなって、もういいや、と太い針を使おうもんなら(細いと時間が余計にかかるので)、内出血や思わぬ方向に思わぬ量が入ったり、と後で困ることにもなります。。


1年以上前に目の下に入れたヒアルロン酸、まだ残っていますからね~。多く入れたせいもかなりありますね~。


まあ、その後、全然入れてないので、手間が省けてよかったですが、しばらく目の下、膨らんでましたからね。



日本人って、いつも患者さんにも言っていますが、アゴがとても小さいです。欧米人と全然違います。鼻もそうですが。


特に、アゴがえぐれている人っているじゃないですか。


ああいう人を見ると、絶対に注入したほうがいいですよ!とおせっかいにも声をかけたくなります。(かけませんが)


横顔も正面も、全然変わりますからね~。


私もアゴ、小さいんですよ。


だいぶ前に、どれくらい痛いのかな、と入れたまま、ほっています。


ちょっとは残っているのかな?


私もアゴ周り、修正したほうがいいですけどね。細かい修正が、逆手でどこまでできるのか、考えただけでメンドクサイので、微調整ができなかった場合、顔がもし大きく余計に見えてしまったら、とやっていないんです。



うちは、ヒアルロン酸もレディエッセも、1本買い取りなので、やる前に、これだったら(粒の大きさや硬さとかで)、こんなところにも入れられますよ、と候補をあげます。その方の顔に合わせて。


鼻とか、アゴも、ちょっと入れたら、もっと美人になるのに、と思った時は、必ず言っています。



うちの場合は、そんなたくさんの量を入れません。


よほど、シワシワのダルダルの方であれば、1本では、ちょっと(というか全然)足りないということはありますが、なにぶん、何をいれるにしても高価ですのでね、とりあえず、足りないかなと思っても、1日で入れるのは、1本までにしておいたら、とアドバイスしています。


いろんな部位に入れる場合は、1本では確かに足りないので、患者さんが値段が良ければ2本買うほうがちょっとお安くなるので、そういうセットも作っていますが、基本は、1本にしては?としてます。



患者さんの皮膚も、急に入れたら、ビックリしていないのかな?と思います。


だって、なんか自分と違うものが入ってきて、位置が変わったり、移動させられたり、引っ張られたりしますから、「え~、なにすんの?なにしてんの?」と思っていないかな、とちょっと心配です。


でも、ちょっとずつだったら、「あれ、気のせいかな?あれれ?」と騙しながら、変えていくという詐欺みたいな(言葉が悪いですね)、あまりダメージやストレスなく、変えていく、というのが、私の理想です。


なにより自然ですし、あまり見られても、まあ、ばれない、でも、さらにキレイになっているという、嬉しいサプライズ。いいと思うんですけど~。



もうすぐゴールデンウィークなので、めんどくさがっていないので、自分にもチャレンジしようかと。


すぐにでも、今日ならったことはやりたいんですが、時間がないかも。。うう。。


患者さんの場合は、いつもやっているやり方が、ちょっとポイントが変わったり、量が変わったりするだけですので、気になっている方は、すぐにでもどうぞ(笑)。



最近、テレビや雑誌・ポスターなどで、イケメン・美人を見るたびに、ポイントは、鼻とアゴの形だな、と思っていたので、ちょどよかったです。


(写真の場合、どこまで修正されているのかはわかりませんが)


ひどい時は、みんな同じ形(キレイなEラインで)の鼻とアゴに見えてきます。


みんな同じ顔になったら、個性も無くなってつまらないですが、個性を残しつつ、ちょっと補正、とすると、たちまち美人度アップ!若返りますから、確かにプチ整形って言われるわな、と実感です。


ちょこっと、というのがいいですよね~。


気になる方はご相談ください。


医療のキャンペーンはなくしましたが、レーザーと同じ日にすると10%オフですし、さらに、ボトックス・ヒアルロン酸・レディエッセなど複数組み合わせたら、さらにお値引です。手間は同じですから、顔の処置枠(特にレーザー系)を押さえた方が、特になるように、いつでも割引できるように変更しています。


定期的にやるのは、お金がいりますからね。どうぞご利用ください。



今日は、京都のウェスティン都ホテルで開催された、日本形成外科学会総会に行って来ました。


聞きたい内容のほぼ全てが、休診日である今日でよかったです~。


ホントは、明日のランチョンセミナーも行きたいし、豊胸術(乳ガン術後再建など)も何かあった時の、私と患者さんの今後のためにも聴いておきたかったんですが、ちょっと無理そうです。


さすがに、そのために休診にしてまで、とまでは、さすがに今豊胸術が必要なわけではないので、聴きにはいきません。残念です。別の学会で、またぜひ聴きたいですね。


レーザーの講演が今日の固まっていてホントによかったです~。



さて、今回の目玉は、というか、毎回形成外科学会での目玉(私にとっての)は、肝斑治療についてです。


美容医療の世界で、いわゆる「レーザー」などの手術以外を治療に使っているドクターで、しかも学会などで中心となって講演をよくされているドクターというのは、大半が形成外科医です。


皮膚科のドクターもいらっしゃいますが、圧倒的に形成外科の先生が多いです。


そのためなのか、形成外科学会や美容外科学会(形成外科主体の)では、肝斑治療についてのシンポジウムが必ずあります。



何年も前から、肝斑治療というと、「レーザートーニング」一色で、私はトーニングを肝斑にしないので、「ふーむ」と思って、聴いていました。


(今までも、トーニングのことは書いてきているので、よろしければブログ内を検索してみてください。)


徐々に、レーザートーニングの副作用の報告も上がってきて、学会でも、トーニングをやる場合の注意点などは必ず肝斑のセッションではどなたかがおっしゃっていますが、実際、そういうことを守らずに利益優先に走るクリニックが大勢あり、もちろんう、うちにもそういう被害者の肝斑が悪化した方がたくさん来られました。


やるなら、ちゃんとやれよなっ!!と(大体名前の挙がるところは決まっていて。。。)一体どこに言えばいいのか、なんでも安易に安かったから(高いところも、いわゆる「有名クリニック」「老舗(?)クリニック」もありました。。。一番最悪でしょうか。。)、とやってしまう患者さんにも責任もあるんでしょうけど、一番悪いのは、やる医者なので、「うまい話はない」ということを患者さんご自身で身を犠牲にして実感されてしまったわけで。。そういうことがわかるのに、他に方法もあったでしょうに。。。



トーニングの副作用が言われても、ホントにちゃんとやっていらっしゃるところでは、トラブルも少ないためか、そこまで学会で警鐘を鳴らすということはなかったんですが、いや~、世間では、結構、ひどい目に遭っている患者さんがいるけどな~、と思っていたところ、一昨年でしたか、大阪の葛西先生が、「否っ!!」と総会で発言され、それから一転と言いますか、流れが変わりました。


(その時のこともブログでアップしてますよ。)


それ以来、ず~っと葛西先生は、「やってはいけない」と(細かく言えば、全否定ではないんですが、厳しい条件があります)言い続けていらっしゃって、あまりにも商業的になり過ぎて、大勢の患者さんが被害に遭っておられる実体を、世間に知らしめる活動をされていらっしゃいます。


素晴らしいことです。



葛西先生が、ネットで、ブログ?に、トーニングの全否定について書いていらっしゃるというウワサを聞いていたんですが、どこに書いていらっしゃるのかわかりませんでした。


(私は、フェイスブックもラインもツイッターも一切のSNSをやっていないので、世間についていっていません。)



そして、今日、また肝斑治療のシンポジウムがあり、トーニング反対派(トーニングだけではないわけですが。葛西先生は、保存療法派でいらっしゃいます)の代表として(というか、こういう場で、反対をおっしゃるのは、葛西先生だけなので)、講演されました。



いや~、おもしろかった!


いえ、おもしろいというと語弊があるかもしれませんが、ますますパワーアップされ、素晴らしい!


微力ながら応援しております。


そして、トーニング反対の例のサイトをご紹介くださいました。


「レーザートーニングの真実」 http://anti-lasertoning.com/



ぜひ、ご覧ください!!


私も今日知ったところなので、まだ全部読めていませんが、素晴らしい内容だと私は思います。


医療関係者用のサイトで、一般の患者さん向けに書かれたものではないようですが、トーニングを考えてる方は、私はぜひこれを読んでから、もう一度よく考えたほうがいいと思います。あとで、泣かないためにも。



美STの取材のやりとり(結局、断られてましたが)が載せてあって、笑っちゃいました。まあ、そういう雑誌って、知っていましたが。



こちらのサイトでは、葛西先生が、(あまりにも被害者が多いので)厚労省や警察にまでも相談・報告をされている話も載っていて、いや~、ホントに大変ですね。ご苦労様です。お忙しいのに、どうぞご自愛ください。


JMEC社(レーザートーニングを最初に売って、広めた企業)が、「レーザートーニング」の日本公式サイトを閉めて、JMECのHPから、「トーニング」がなくなった(機械は載っていても、適応疾患から肝斑を消したというのは、ウワサで聞いていましたが、その経過がとてもよくわかりました。



美容医療は、今、情報がネット上でも氾濫しているんでしょうし、テレビや雑誌では、そりゃもうムチャクチャです。


最近は、一部の雑誌で、「こんな記事ばかり載せたらいけない、でも載せないとスポンサーから言われる、雑誌を売るためには仕方ない、その代わり、ちょっとでもいい記事も別のページに載せておこう」と思っているのかな?と編集者の人の苦悩が垣間見れることがあり(あくまでも、私の勝手な解釈です。)、でないと、雑誌も潰れちゃうしな~、こういう時代だから仕方ないんだろうな~、とも思いますが、何も知らない患者さんからしたら、困りますよね。


今、患者さん側の「知識格差」がすごくて、ちゃんとご自分の頭で、「なんかおかしくないか?」と考えられる方と、すぐにうまい話に何も考えずに乗る方と。。。


(いや、「知識」の格差ではなく、「考える力」の格差というほうが正しい?)


だからこそ、正しい知識が得られる環境に、自分を置いておかないと、ホント大変な目に遭いますね。。



ドクターによって、同じ事柄でも、捉え方は違います。物事をどの角度から見るかで、考え方は千差万別です。


それは患者さんももちろんそうで、肌質も目標もかける予算も時間も違うわけですから、ご自分に合ったクリニックやドクターを選べばいいわけです。


正解はひとつではなく、最後に(いつを最後と取るかにもよりますが)患者さんが「やって良かった(やらなくて良かった)」と思えたらそれが、正解です。


でも、その選択肢が、最初っから、全部が間違っていたら、それはもう、どんな悲惨な目に遭っても、仕方ありません。


間違えた、と思ったら、間違えたと思った時点で、引き返すなり、やり直せばいいわけですが、体にダメージが残ってしまってからでは、大変でしょう。


医療なので、「副作用ゼロ」のものは存在しません。


でも、「絶対にやってはダメなこと」をやっての、副作用(というか、当たり前の反応)は、避けられたことです。



葛西先生のご意見は、極論だし、誇張している、みたいに言う人もいるかもしれませんが、私は、どれも本当のことだと思っていますし、まさに、これが「真実」ですよ、と思います。


逆の「真実」もあるのかもしれませんが、実際お金を払って、体を提供する患者さん自身は、両方の話を聞いて、理解して納得した上でやらないと。


そういうことをやらない人は、美容医療はやってはいけないと思います。






今日から開催されている、日本美容外科学会総会に参加しています。


こちらの学会は、美容医療初心者の多い美容皮膚科学会と違って、形成外科学会会員であり、形成外科学会認定医の資格がないと、入ることすらできませんでので、そういう意味では、プロ中のプロの集団とも言えます。


シンポジウムはもとより、一般演題まで、かなりのハイレベルで、とても勉強になります。


(なのに、レーザーのところで、一部寝てしまいました。。。うう。。一番聴きたかった演題と言っても過言ではありません。。直前まで普通に起きていたのに、突然意識が無くなっちゃいまいた。。うう。。明日は、そんなことがないように頑張ります。クリニックを休診にしてまで参加させていただいているので、患者さんのためにも頑張ります。)



今日1日だけでも結構濃い内容でした。


美容医療から化粧品まで。


そうそう、ペリカン注射も実物を見てきました。


(単純に注射するだけで、どこまで効くのかは、実際やってみないと、わかりません。


副作用も含めて。


こういう注射系って、注射に限らずなんでもそうですが、ドクターのやり方で、効果って、全然違うんですよね。


そういうちょっとしたコツは、結局は自分で見つけていくしかないので、理論を理解した後は、実際やっていくしかありません。


資料を送ってくださっていたみたいなので、クリニックに帰れば届いているようです。


ちょっと楽しみ~♡)


気になっている機械もいろいろとみてきました。


明日も引き続き、みてきます。



今日、あらためていいな、と思ったのは、Drオバジが本当に作りたかった化粧品というキャッチコピーの、「ZOスキンケアシステム」です。



少し前にあったキュテラのセミナーで、野本先生の講演をお聴きして、「おおっ?!いいんじゃない?!」と思って、うちのコンセプトに合うもの(ダウンタイムの出ないもの)だけ仕入れて、自分にも使ってみて、ご興味のある患者さんも使いだして、といい感じでした。



今日、セイコメディカルビューティークリニックの曽山聖子先生のZOオバジの講演を聴いて、おおっ!とさらになり、もうちょっと追加して使ってみてもいいかも~♡と思いました。もうすでに一度野本先生の講演を聴いて、自分でも使っていたから、より良さがわかった感じです。


(聖子先生は、相変わらずお美しく、憧れの女医さんです。あんな風に私もなりたい~。患者さんの立場に立って、診察もされる尊敬するドクターです。


こちらであれば、オバジニューダームシステムの時もそうでしたが、ダウンタイムの出る治療であっても、患者さんが無理なく続けていけるように、一番いい方法を教えてくださいますから、鹿児島の方は幸せですね。


もちろん、新潟の方は、「ビューティフルスキン」の産みの親でいらっしゃる野本先生がいらっしゃいますから、ZOオバジのダウンタイムが出る治療も安心ですね。)



講演の後、キュテラ(ZOオバジの正規代理店)の担当の方から、もう一度ZOのことをいろいろ確認して、触感も確認してきました。


IMG_20140903_163049807.jpgZOオバジシリーズです。新商品も。


全部うちでは入れていません。


IMG_20140903_163129693.jpg オバジ先生の看板。等身大ではないか。。



ボディ用のオバジのデコルタージュシステムがもう在庫がなくなり(アンチエジング用のクリームのほうはまだちょっとだけあります。)、う~ん、どうしようかな~、顔用を体に使うしかないかな~、と思っていたところ、


(使うのはいいんですが、お金がかかります。。体だと塗る面積廣広すぎですから。。)



ジェイメックが、オバジニューダームシステムの正規代理店に決まったそうで、エラスチダーム(アイクリーム)もデコルタージュシステムも、もう少し待てば、またクリニックで取扱いができるようになるらしく、それまで待っていようと思っていましたが、ZOから新しく、ボディ用が出ました。


すっごく大きくなったので、かなりのお得です。


体用なのに、なんと!レチノール入りです。すごいっ!


(デコルタージュシステムにはあったハイドロキノンは入っていません)



目元にも、ZOから新しくアイクリームが出ていて、私は今2本目ですが、これ、ちょっといいんですよね。


エラスチダームも良かったですけど、この辺は好き嫌いというか、好みが分かれるのかも。


うちでは、「ZO」のほうにしてしまうつもりですが、前のエラスチダームが欲しいという方は、取扱いが開始になったら、仕入れるので、おっしゃってください。


新しいのが合わなくて使えないとか、なにかあれば。


個人の肌に合うかどうかは、使って見ないとわかりませんからね。


(エラスチダーム アイセラムは、まだもう少あります。エラスチダームにクマ対策を足したヤツです。)



新しい「ZO」シリーズで、足そうと思っているのが、肝斑でもシミ治療でもそうですが、ひと段落して、ちょっと光・レーザー治療はお休み、という時に、これいいんじゃない?と思いつきました。


私なりの使い方をするというか。


私の思う副作用というか、副産物というか、思うところがあるので、一度カウンセを受ければ、以後カウンターで買えるものと、毎回診察がいるものと、ちょっと分けさせていただきます。ずっと患者さんだけで使っていいものと、一旦止めたり、中止したりするものなどなど。チェックしたほうがいい商品(と私は思っている)があるので。


ご興味のある方は、処置時にご相談ください。


(もう処置をお休みされている方は、化粧品相談でご予約をおとりくださいね。)



学会から帰ったら、追加で発注します。


そこで、ZOオバジを今月のキャンペーンに早速加えますね。


オバジ商品は、処置(コストの発生する)をされた方が同日にご購入の場合、10%オフとさせていただきます。


ただ、どなたでも絶対使えると許可を出すわけではありませんので、ご了承ください。



うちでは、メインとなっているスキンケアラインがいくつかあります。


まず資生堂のナビジョンですね。そして、クリニカタナカの田中先生開発の「ドクターエビーゼ」、そして、オバジです。


あとは、シンプルなただの保湿だけ、という商品もあります。


それぞれの化粧品が、独自のコンセプトがありますから、他社製品とは混ぜてつかいづらいことがあります。


ナビジョンは、資生堂ですから、一般的な化粧品と同じ考え方で、化粧水・乳液・クリームと用意されていて、他の美容液(美白剤とか)や他社商品といろいろ混ぜても、比較的使いやすいです。



エビーゼは、これまた独特で、ものすごい奥まで、有効成分がたっぷり入りますから、他のと併用する場合は、エビーゼが先です。


基本、エビーゼはエビーゼだけで使ったほうが使いやすいです。


一般的な化粧品と使い方や入っているものなど全然違うので、ナビジョンのエビーゼも使いたいという方は、朝晩で分けて使っていらっしゃる方も。


エビーゼは一度使いだすと、これまたはまるんですよね~。


ものすごくシンプルだし。香りに癒されるし。なんか、これいい!というのが実感しやすいというか、使っていて嬉しくなる化粧品ですものね。



そして、Drオバジも独特です。


一切の油分は持ってこない、というか、クリーム基剤はありますが、一般的なクリームとは違います。


なので、オバジだけで乾燥する、と思っても、オバジ先生は油分を使わないコンセプトですから、他社製品とはせっかくなので、混ぜないほうがこれまたいいです。


混ぜてもいいですが、効果が弱くなる可能性があります。


それなりのダウンタイムというか、ちょっとしたこともありますので、その辺は、ホームケアでここまでいけるんだ!という化粧品ですから、多少のことは我慢してもらうかもしれません。



なんでも混ぜればいい、というものではないので、クリニック用の化粧品の場合、それぞれのコンセプトを理解して使い分けないと、お互いが邪魔したり、せっかく塗っても効果が悪かったり、吸収が悪かったり、とちゃんと理由があって、そう開発されたものなので、自己流は止めたほうがいいです。



最近改めて思うのが、やっぱり化粧品って、肌が健康な方のためのものですね。


特に、何か有効成分が入っていると特に、です。


(肌あれの時に、お勧めする化粧品というのは、また全然違うことがあります。使えることもありますが、ケースバイケースです)


どのラインが合うのか、ホントに個々によって違いますし、実際2週間は使わないとわかりません。


(2週間過ぎたから、絶対大丈夫、というものではありませんが、2週間過ぎると、大体合うはず。。合わないことが出てくるのは、かなり確率として下がるはずです。)



選択肢がいくつかあると、選べない方もいらっしゃいますが、それぞれのコンセプトが違いますから、(私なりのおススメのポイントも違います)、詳しくはご相談ください。











化粧品に話が途中ですが、ちょっとセミナーの話に。。。


ちなみに、クリニック専用化粧品やちゃんとしたドクターが開発された化粧品の中には、良質な抗酸化剤が入っていて、皮膚の奥まで成分が浸透しているのを確認されている化粧品があります。いわゆる化学薬品(オーガニック好きの人からしたら、何をもって科学薬品と呼んでいるのかよくわかりませんが)というか、人工的な成分です。


何かの花や葉っぱから直接絞って出した成分ではありません。


その話は、また今度。



さて、昨日から東京に移動して、今日はジェイメックの「リフティング&タイトニング シンポジウム」に行って来ました。


ジェイメックというのは、業界最大の企業で、レーザー機器等の販売・取扱い代理店・化粧品販売(自社製品・海外製品)・ホームケア機器販売・クリニック経営のためのいろいろな物を取り扱っている会社です。


取扱っているレーザー機器は、業界1です。(代理店もされているので)


幅広くお仕事されています。


うちの移転の際にも、お花をいただき、誠にありがとうございます。



企業主催のセミナーというのは、まあ言ってみれば自社製品の宣伝を兼ねているので、ヘビーユーザーである、一流どころのドクターに講演をお願いしての勉強会です。


ジェイメックで「リフティング&タイトニング」と言えば、サーマクールとウルセラが今の代表で、多分それが中心の話なんだろうな~、と思い、うちにはどちらもないので、聞きに行くかどうかちょっと迷いましたが、ウルセラに興味があったのと、今回のセミナーの座長は、新橋武先生、講演されるのは、加王文祥先生・石川浩一先生・宮田成章先生・藤本幸弘先生ときたら、やはり聞きに行かねば!と申し込みました。


春は学会シーズンで、夏に美容皮膚科学会があり、秋はセミナーの季節となります。


学会主催でなくても、企業セミナーであっても、新しい情報がまとまって聴けるのは、とてもありがたいことなので、できる限り参加したいものです。


新しく出た治療法や薬の話のこともありますし、医療機器を使ってみて、新しくわかったことがテーマのこともありますし、来年の学会まで待っていたら、情報に偏りができますから、秋~冬のセミナーは大切なんですね~。



サーマクールは、初期の1代目とその後のと私も使ったことがありますし、自分にもやったことがあります。


開業時に、キュテラのゼオ(タイタン・ジェネシス・ライムライトなどがのっている機械です)は絶対に欲しかったので、タイタンがあるのに、サーマクールも買うというのは、普通の一開業医ではあまりしません。


同じお金を出すなら、全然違う機械をいれます。


タイタンとサーマクールと、似てるようで全然違うわけですが、この辺は、ドクターの好みがかなり出ますし、両方欲しくても、現実的に難しいこともあります。



今日みたいに、サーマクールの話をまとめて聴くのは、ものすごい久しぶりですね~。もう10年くらいでした?何年経ちましたっけ?サーマ出たのって。



さて、ウルセラです


顔にしろ、アゴや首にしろ、タルミの原因というのは、皮膚だけの問題ではないんですが、脂肪や筋膜・筋肉などもあります。複数が合わさっていることも。


アゴ下のタルミって、今年の美容皮膚科学会でも発表したんですが、いわゆる「二重アゴ」と呼ばれるものです。


顔のタルミ治療にもウルセラはとてもいい機械だと思いますが、アゴ下にもいいだろうな~、と思っていました。


タルミ治療の場合、どの部分(どの深さ)が弛んでいて、どうしたらいいのか、という原因の見極めをすることが、まずとても大事ですが、見極めをしても、治療ができないとおもしろくないですよね、患者さんも。



ウルセラでできるタルミ治療というのは、SMASという筋膜の部分をターゲットにしているんですが、顔をガンガンにウルセラするのは、私は、フェイスリフトも専門でやる形成外科医でないとやったらダメ!と思っていました。(かなり危ないと思っているので)


実際、今も思っています。


なので、私は形成外科医ではないので、ウルセラを将来買ったとしても、ガンガンに顔にあてるのは、やらないだろうな~と、今の時点では思っています。


なんでも副作用がありますから、うまいことばかり言ってくるクリニックでやったら、ダメです。


パワーをさげれば、副作用も軽くなるでしょうけど、肝心の効果が悪くなってしまっては、元も子もないわけです。


他院で、ウルセラを受けたけど効かなかった、という方が時々来られますが、はあ?という場所を部分うちされえいて、照射するのはその場所でいいの?(その弛みを改善するのに)ということもあり。。。あ~あ~。ということも多いです。


広範囲あてると、お金がかかりますから、患者さん側の都合で、小さい範囲だけあててもらった、ということはあるでしょうけど、そこだけあてても効かないのでは。。?とウルセラを持っていない私ですら予想できるのに、実際ウルセラをやっているドクターがわかっていないはずはなく、そういう説明もすることなく、お金を巻き上げて施術をしているという。。。


(医療機器は、その機械の原理というか、どうして効くのか、ということを理解していないと、照射方法の工夫というのができません。あと、経験も大事です。経過をずっと見ていく、というのも。


メーカーが言うままに、適当にあてりゃーいいってものでもありません。)



患者さんからしたら、「一番強いウルセラをやったのに、効かない」と思ってしまうんでしょうけど、照射方法の工夫と、事前の効果の予想の説明がないから、そういう単純な発想になってしまうんでしょうね。


ちゃんと、「それでは効きませんよ。効いたらラッキーですよ」と、説明があったら、患者さんも、もっと広範囲やるか、止めておくか選べたのに、と思います。


患者さんが、リスクも含めて理解された上で、治療を受けるのはいいと思いますが、クリニックは選ばなきゃ。


基本、効果の高い治療というのは、リスク・ダウンタイムなども大変だったり、痛ったり、等々。程度の差はあれ、仕方ない場合が多いです。


軽~いウルセラ(というのがあるのかどうか知りませんが)で、効果が出ればいいんでしょうけどね。


ドクターによって、やり方が全然違いますから、機械が同じなら効果も同じ、ではありません。ウルセラに限らず。なんでもそうです。



アゴ下の脂肪を減らして、二重アゴの改善、というのは、トゥルースカルプのアゴ下用のスタンプはとてもいいんですが、皮膚もちょっと引き締めてくれている感じもして、軽くする分、伸びてしまった皮膚も元気になりますね。



でも、50代半ば以降になると、脂肪だけの問題ではなく、でもその部分の脂肪を減らすことはとても大事です。でも、脂肪だけではダメなんですよね。他の部分も弛んでくるんです。


どこまでやるのかは、患者さんの価値観ですが。


年がいけばいくほど、大変です。


アラフィフくらいまでだったら、二重アゴは、そこまでひどいことは少ないでしょうけど。



今日のセミナーで、いろんな使い方がわかったので、良かったです~。


学会だと、企業主催のセミナーは、いろんな企業が同時開催だったりして、聴けない(他のところで聴くから)ことも多いので、こういうセミナーはいいですね。



ウルセラね~、あったらいいな、と思いますけど、痛いのはね。。。私痛いのキライ。


(痛さも、照射の設定で工夫できるようです。)ダウンタイムとね。あと、コストですね


患者さんが結構な金額を払うことになりますね。。。


こういうセミナーに行くと、その機械が欲しくなるところが困りますね。


(まんまと企業の思うツボですが)


でも、他にもたくさん欲しい機械はあって、ふ~む、という感じですね。


これ1台でなんでも万能の効く!という機械はないので、どこまで望むのか、で、いくつか治療目的に合わせて揃えないといけませんが、そうそう何台も揃えられませんから、なるべく多くの方ができる需要の多い機械から、でしょうね。



もう眠いので、寝ます。途中で意味不明なところがあったかもしれません。お許しください。












今日は、簡単に失礼します。


かなり前の話ですが、今年の抗加齢医学会での講演の話です。


今年は、あまり美容医療の話がなくて残念だったんですが、その中で、簡単に、美容医療とは、みたいな総論的なお話しがありました。



そこで、各年代毎に、気を付けたほうがいいこと、美容医療をやるとしたら、と簡単にまとめていらっしゃいました。


シンプル イズ ベスト!



まず、10代、20代は、日焼け止めなどの紫外線カット、タバコを吸ってるなら止める、スキンケア中心だったかな。。


若い子のタバコは、しゃれになりませんよ。


今時、流行らないし、脳がマヒしてしまう前に、今吸っている人は、さっさと止めてしまいましょう。


タバコが肌だけでなく、老化全体とした体全部に悪いことなんて、もう医学の世界では当たりまえですから、議題にも上がりません。


若いうちに、止めましょうね。



50代60代は、光レーザー治療よりも、やはり手術を勧める年代であるようなことをおっしゃってました。


もちろん、光・レーザーをやってみたい方はされたらいいんですが、どのレベルまでの改善を目指すのかにもよりますが、今まで全然美容医療をやったことがなくて、スキンケアもボロボロで、となると、光レーザーだと、時間がかかり過ぎることがあり、ちょっと簡単に変えてほしい、おっしゃることも多いし、適応があれば、そりゃいいと思います。


ビフォーがひどいと、アフターがわかりやすかったりと、患者さんからしたら、初めてしたら、おお!スゴイ!となるのかもしれません。



それと比べて、30代40代は、光・レーザー・RF・超音波など、プチ整形もお忘れなく、


いろいろやったらいいんですが、この年代に大切なのは、知性と教養だとおっしゃってました。


この知性と教養があると、ちょっとくらいシワやシミがあろうが、結構かくしてくれますよ。



美容医療の学会では、当たり前のことでも、他の(内科系)科のドクターからみたら、眉唾ものだったり、うまくいきませんね~。


どうしても、怪しい仕事のように見られてしまうんですね~。



ただ、この「30代、40代に必要なのは、知性」(ってな、感じでしたけど。違いましたっけ?)って。。。。笑ってしまいました。



美容医療以外の方も参入する、大きな学会では、「見た目若くても、中身空っぽでは。。」と悪態をつく方もいらっしゃったそうで。。


見た目がある程度若い、というのも、とても大事なんですが、知性・教養がある方は、少々のシワ・シミも全部、跳ね返しますから、ますます美肌になるわけです。


 


どうしたら、知性と教養が身につくか。。。1日では さすがに難しいところもあるんでしょうけど、なかなか難しいところです。


なにを持って、知性と教養を身に付けたと言えるのか、難しいですね。。



そう簡単に、つくわけ、ありませんから、その辺は、頑張ってください。


それまでは、無邪気で済んでいたことが済まなくなります。


「女の子」と「大人の女性」の違いを観せたほうがいいかなと思います。


ひよっこと同じ土俵で勝負しない! 自分の得意分野にのっていきましょうね




今年は、抗加齢医学会総会と開業医中心のほうの美容外科学会総会が同じ日程であり、見事に重なってしまいました。


去年は、皮膚科学会と重なっていたんですよね~。


普通、いろんな学会というのは、全然関係のない科同士だったら、同じ日に、というのはあるでしょうけど、なんで重ねますかね。。。


去年は、皮膚科医と美容外科医って、確かに全然違うから、重ねたのも仕方ないのかな、と思いましたが、


(私は、皮膚科医なので、どちらに行くかというと、そりゃ、皮膚科学会です。


美容医療は、皮膚科学会のほうが圧倒的に少ないのは少ないんですが。。。)


今年は、抗加齢医学会ですよ、アンチエイジングですよ!


何で重ねますかね~。


大学が関係している、学会というのは、先のほうまで日程って決まっているような気がするんですが、どっちが先に決まったのかは知りませんが、重ねるのは止めてほしいな~。


開業医中心の美容外科学会と言っても、美容医療の出展企業も多く、怪しいと言えば怪しいんですが、お祭りみたいで、結構なんでもありの、そういう意味で言えば、学会らしくない学会というか、他のとは、全然雰囲気が違います。


美容外科のセクションは、あまり私には関係ないことも多いので、外科のセクションを聞くことはめったにないんですが、その代わり、企業セミナーとかランチョンセミナーとか、出展企業回ったり、それなりにチェックはできるならしたいかな、と。



今回、抗加齢医学会は、金曜日から日曜日、美容外科学会は、土・日曜日で、主催する大学がどこになるのか、その教授の好みもあるのかもしれませんが、今回、見た目に関する美容医療のことはほとんどなく、金曜日にちょこっとあっただけで、ちょこちょこっとは、一応あったみたいですが、そんなクリニックを休んでちょこちょこ聴きにはいけません。


それでも、いつもだったら、日曜日に、どん!と美容医療のセクションがあったりするのに、今年は、ホントに全然ないです。。


土日は、美容外科学会が東京(抗加齢医学会は大阪)であるから、講演できる先生方が集まらないから、最初からプログラムに入れていないのか、そんなことは関係なく、美容医療にはあまり興味がないから(主催者側が)、ないのか、どちらかはわかりませんが、ホントに、全然なかったです。



美容外科学会のランチョンセミナーとかに行ったほうが良かったのかな、とも思いましたが、土曜日の夜は、USJに行けたし、泊まったリーガロイヤルは良かったし、なにより、日曜日のランチョンセミナーで、溝口先生の糖質制限や栄養に関するご講演が聴けたのは、とても良かったです。



学会で勉強した内容は、また後日で。


皮膚科学会の分もね。



糖質制限のセミナーや講演が、だいぶ増えてきましたね~。


提唱されているドクター方もどんどん出て来られて、講演に参加するドクターも大勢います。


糖質制限のおいしいお菓子を教えていただきましたよ。ネットで買えます。


ネットで買えるお店がどんどん増えてくれると、嬉しいですね。


ネットじゃなくても、その辺でどこでも買えると、もっと嬉しいですよね。



先日、某企業が出している定期雑誌に、和食の素晴らしさの記事があり、確かに和食は私も大好きですが、糖質制限食としては、和食よりも、フレンチのほうがいいんです。


脂よりも、炭水化物ですね、悪者は。


適度に、食べる順番も考えて、食べ隙内程度に食べるのは、どんな料理でもありだと思いますが(健康な場合)、和食は、ご飯(玄米であっても)は炭水化物だし、イモ類(小芋もかぼちゃとか)も多いし、味付けに砂糖やみりんを結構使いますから、糖質制限としては、ヘルシーではないんですね。


マクロビオティックみたいな食事をされている方で、徹底されていれば、それはそれでありでしょうけど、玄米よりもお肉がダメ、というわけではないんですよ、実は。


お肉はお肉で、とっても栄養があって、そして、さらに、血糖値を上げないんですよね!


血糖値をいかに上げずに済ますか、上がっても、上昇幅が狭くできるか、というのは、健康であるための大切なことなんですよね~。



さて、その某雑誌ですが、「高脂肪食が、血糖値を上げるから、アメリカ的な食事はダメ!」との記述があり、あ~あ~と思っちゃいました。


「高脂肪食=アメリカ的」とか「高脂肪食=体に悪い」という分は、ちょっと話がずれるので、ちょっと横に置いておきますが、脂肪分は全く血糖値を上げません。


これは、科学的事実。


今どき、そんなことを言ったら、医者として、笑われます~。血糖値を上げるのは、糖質だけなんです。


たんぱく質も脂肪も、血糖値にはまったく関係しません。


それなのに、そんなことが堂々と、書いてあるんだから、なんだかな~、と思っちゃいました。


ウソを書いても、和食は素晴らしい、としたいのか、よくわかりませんね、意図が。


和食の素晴らしを言うだったら、血糖値とか、そういう話とは別のところで語らないと。



溝口先生の講演の中で、典型的な和食 対 ステーキ(バターものせて)とサラダの写真を並べて、どっちが体に悪いか、というのをされていましたが、もちろん、体に悪いのは、和食のほうです。


和食のほうは、グルコーススパイクと言って、血糖値が急上昇・乱降下する可能性が出てきますが、ステーキとバターは、なりません。



糖質制限のことは、ここでも散々書いていますが、もっと詳しく知りたい方は、江部先生や溝口先生のご本を読まれてください。


わかりやすく書いてあります。



世界遺産に、和食が認定されたのは、「体にいいから」という理由ではないのでは。。。?


昔ならがの玄米と野菜と植物性蛋白質のモノって、すごい体に悪いわけではありませんが、野菜の種類や調理の仕方によったら、糖尿病の方は、完全にアウトです。


白米はもっとアウトです。


糖質は、贅沢な嗜好品ですから。



今、健康な方は、糖質制限をきちきちにやらなくても、ちょっと知識をもっておいたら?とは思いますが、どこまで実践されるかは、個人の価値観ですが、糖尿病の方は、ホントに主治医の先生と、糖質制限を相談されたほうがいいと思いますよ。


だって、糖質を摂ったら、糖尿病は悪化するんだから、まずは、糖質を減らす、というのが、一番大事なんじゃないのかな?と、糖尿病専門医ではない、素人の私から見ても、そう思っちゃいますけどね。








昨日から東京へ移動して、今日、青山で開催された、日本抗加齢美容医療学会のセミナーに行って来ました。


今回は、講師の先生は、たったのお二人。


野本真由美スキンケアクリニックの野本真由美先生の、漢方治療の話と、クロスクリニックの石川先生の、美容鍼灸とショッピングスレッド(実演あり)です。


野本先生にいたっては、今日のセミナーで、3回内容を変えて講演されました。


お疲れ様でした。


去年の秋のセミナーで、野本先生の漢方のお話しがとてもわかりやすく、大変勉強になり、漢方の素晴らしさを教えてくださり、今回はご好評につき、2回目の講演となりました。


ぜひ、行かねば!と申し込みました。



石川先生の、ショッピングスレッドは、雑誌でもすごく取り上げられ、かなり話題になりましたよね。


うちでは、糸はしないので、関係ないと言えば全然関係ないんですが、石川先生のご講演とあれば、これも行かねばなりません。


メニューでやらなくても、美容医療をやっていく上で、とても勉強になるからです。



いや~、今日は、とてもいい1日でした。ムチャクチャ勉強になりました!


特に、野本先生のご講演は、私には感動ものでしたね~。漢方って、素晴らしい!!



私も、漢方薬って、ちょっと使います。


西洋医学でどうしようもない時、あるいは、もうちょっとどうにかならんかな~、という時に、漢方を足して、ホントにドンピシャ!で合う時があり、ビックリするくらい、患者さんの症状が劇的に良くなることがあり、劇的じゃなくても、西洋医学の薬を減らすことができたり、患者さんのQOLを上げることができたり、と、ホントに、ドンピシャ!であえば、ものすごくいいんですよね~。



ただ、この、「ドンピシャ!」が、簡単に来るかというと、そういうわけでもなく、よくある処方で、とりあえず、というのが多いです。


(このよくある処方だけでも、なかなかいいです。)


漢方の本を読んでも、系統だって、というか、わかりやすく書いてある本が少ないのか、読んでも、なんか、「?」で、突っ込んで勉強しよう!という気に、なかなかならないことが多かったです。


それが、私の疑問を全部、今日のセミナーで解決してくださいました!


野本先生、ありがとうございます。


これで、漢方が勉強しやすくなりました。私のレパートリーも増えそうです。



お二人だけでのセミナーだったので、早めに終わったため、おかげさまで新宿伊勢丹に行くこともできました。


いや~、いい1日でした。



セミナーで勉強した具体的な内容は、またアップしますね。


普通こういうセミナーや学会というのは、写真撮影・録画・録音をしてはいけません。


(メモを取るのは、もちろんOKです)


そういう注意が最初にされても、やる人はやってますが、マナー違反です。


(人によっては、講師の先生方が苦労して作られたスライドやビフォーアフターの写真を、勝手に、さも自分が作ったように、自分の結果であるかのように、普段の診察やカウンセで使う人もいて。。。ろくでもないんですが。)


今回は、なんと!石川先生の、美容鍼灸とショッピングスレッドの実演は、写真撮影OKを、石川先生が出されたので、撮影は自由でした。


さすが、石川先生、太っ腹~。(おなかのことじゃないですよ。)



やり方を勉強するための撮影ではなく、ブログのネタに、失礼ながら、撮らせていただきました。


また、これも合わせて、アップしますね。


今しばらく、お待ちください。






おかげさまで、無事に、日曜日に開催されたキュテラ社の、ボディメイキングセミナーを終えることができました。


ご心配をおかえしました。


土曜日は、地区医師会の勉強会にもなぜか出席していて(内容は、また後日)、帰ってから、またせっせとセミナーの準備をしていて、朝4時くらいまでやっていて、さすがに眠くなり、寝て、7時半くらいに起きて、ちょこちょこっと準備の続きと、出かける支度もしながらでした。



いや~、今回は、早めから始めたつもりが、途中ちょっとできなかったりして、またもやギリギリでした。すべりこみセーフでした。



去年の学会発表した症例に、さらに追加しましたが、経過の写真とか、学会発表にも出すつもりなので、同じ内容になるわけにはいきません。(学会優先です)


どうしようかな~、と思っている間に、当日になってしまいました。



できる範囲で、たくさんの経過の症例を見ていただきたく、私としては、副作用も含めて、トゥルスカの良さをわかっていただいけたのでは?と、思っています。


だって、愛があるもの~♡  トゥルスカLOVE~♡



逢坂先生のご発表は、とてもわかりやすく、これから美容医療をはじめようとされる先生方には、とてもタメになったのではないでしょうか。


私も、とても勉強になりました。


ありがとうございます。



私は、トゥルスカ三昧の発表で、とりあえず、たくさんの症例とアゴ下用の新しい症例をちょこっとと、合併症なども含めて、話させていただきました。



中野先生のご発表は、トゥルスカを照射することで内臓脂肪が減り、ノルアドレナリンが出て、血糖値は下がり、運動しているのと同じような生体反応が出ている可能性を、去年のご発表よりも、またさらに突っ込んでお話しくださり、ちょうどお聞きしたい内容で、ドンピシャ!だったので、とてもラッキーでした!


ありがとうございます。



終わってから、座長の、近畿大学医学部奈良病院皮膚科教授でいらっしゃる、山田先生と、講演をされた先生方と、キュテラのスタッフの方々と、食事に行ってまいりました。


山田先生は、ものすごい博識で、なんでも知っていらっしゃるので、お話しがとてもおもしろく、また勉強になることばかりで、とてもタメになりました。



さて、私のダイエットは、今のところ成功で、(ま、成功と言っても、この2週間で、約1.5~2キロくらい、減りました。)、買っておいたスーツは、買った時点で、ちょっときつかったんですが、「痩せますから!」とお店の方に、大見得を切って、買ったものです。


私にしては、高かったのでね~、もうこれで自分を追い込むしかないっ!と、頑張ったおかげで、買った時よりは、余裕ができ、でも、まだ上着のボタンを全部閉めると、変なところにシワが出ますから、まだ頑張らねばなりません。



日曜日も、朝にスライスチーズ3枚とナッツを少々、豆乳を飲んだだけで、昼間は水とお茶だけです。


血糖値は、ず~っと低めのまま維持されていて、おなかは、空いてはいますが、つらくない状態です。


これは糖質制限に慣れると、こういうことが全く平気になるんですよね~。


人間やればできるんだ、と改めて実感です。


この私がっ!!炭水化物を食べないなんてっ!!


いや=、人間成長しますね~。



食事会は、ふぐでした。


ひれ酒を飲んでしまいました。。。。焼酎かハイボールにしようと思っていましたが、(ハイボールも飲みましたが)、せっかくのふぐ屋さんですからね、ひれ酒は、いっとかないと!


〆の雑炊も、お茶碗軽くいっぱいだけ、いただきました。


でも、もうそこにいくまでにおなか一杯で、キュテラの方々にも糖質制限をしたり、中断したり、と糖質制限ダイエットをご存知の方ばかりなので、何か食べるにしても飲むにしても、話が早いです。


二次会で、ワインを少々。。。(白も1杯)



でも、今日は、さらに体重が減っていました。


寝不足のところに、最近あまりお酒を飲んでいなかったので、結構回りましたが、楽しいお酒でした。


こんな機会を与えてくださったキュテラの方々に、感謝いたします。



私の拙い講演が、聴きに来てくださった先生方の何かのお役に少しでも立てればいいんですが、どうだったでしょう。


笑いは、取れたと思います(って、何の講演やねんっ!)



企業主催のセミナーって、結構副作用をすごく軽く言っていたり、効果がややマシマシで言われたりすることって、多いんですが、、


(わかっているドクターは、またか、でいいんですが、美容医療初心者のドクターが、鵜呑みにしたら、どうするん?!と、いつも思いますね~。)


そんな中、私は、結構包み隠さず、お話ししたつもりです。


その上で、このトゥルスカは、イイと思うんですけどね~。


有名な先生方は、トゥルスカの発売が遅かったので、先にもう、ゼルティックやウルトラアクセント、ライポソニックなどを買っていらして、今更、もう1台とは、なかなか難しいところですね。機械だらけになりますから、すでに、何かを導入されているクリニックが、さらに購入というのは、大変でしょうね。(お金もいりますし。。)



一番傑作だったのが、中野先生から、


「前にあった時(去年の美容皮膚科学会。8月です)、先生(私です)、大きいと思っていたけど、今日は普通だね。」と言われました。。。



。。。やっぱり、大きかったんや。。そりゃ、大きかったわな・・・。その学会の時の写真を見たら、私も大きいな~と思いますから。。。いえ、今も大きいんですが。。。(これは、服が立体裁断のおかげでしょうね、ちょっとマシに見えるのは。)、いや、おせじが入っているのかも。いや、そもそもおせじなのか。。?


痩せたとは言っても、ビフォーがひどいので、目くそ鼻くその世界です。(あら、お下品だわ。)


体重に比べて、お腹周りが、まだマシなのは、トゥルスカちゃんのおかげなのです。


冷静に考えて、体重・体脂肪から考慮すると、医学の進歩に、自分が一番驚きますね。



家に帰って、家族に言ったら、「やっぱり、大きいんや。良かったやん、前は、デブだったけど、って言われなくて。気ぃ使ってくれたはんにゃん。」と言われました。。うう。。



でもね!


今、順調に、一応ゆっくりですけど、体重が減ってきて、どこで頭打ちが来るのかわかりませんが、このままいったら、私、体重、なくなっちゃうかも!


そんなわけないやろっ!って。。


まあ、もうちょっと頑張ります!



自分で、講演の原稿を書いていて、(また載せますが)、女性にとっての「肥満」とか「普通」とか「痩せている」とかの説明をする下りがあるんですが、書きながら、「これ、私やんっ!」とツッコみを入れたり、自分の体重が、世間一般から言う、「普通」にも到達していないことに、改め唖然としました。


やっぱり、もうちょっと痩せないとね。そりゃ、買える服、ないわ~。



一つセミナーは終わったんですが、これから、サッサと学会の演題に応募する抄録を書かねばなりません。


期限は、もうすぐです。


絶対に忘れないように! 


。。。って、さっさと書かんかいっ!という話なんですが。。。


学会とセミナーで、どう症例を分けるかでずっと考えていたので、もう書けると思うんですけどね。今週金曜日が提出締切です。


もうひと頑張りします!



先週の木曜日・金曜日と、東京の国際フォーラムで開催された日本美容外科学会に参加してきました。


形成外科学会が軸となって作られている学会なので、大学病院が中心ですし、本当の形成外科専門医でないと、まあ、入れませんから、私は、形成外科専門医を持っていませんから、入会できません。


なので、今まで参加したことがなかったんですが、いつからか忘れましたが、会員じゃなくても、総会だけでは、高~い参加費を払えば、参加できるようになったんです。


でも、基本、私は手術もしないし、美容外科自体が直接関係するわけではないので、私のメインの学会は、やはり美容皮膚科学会だと思うので、今まで参加しませんでした。


ところが、美容皮膚科学会総会は、ここ数年、これから美容皮膚科を始めようと思っているドクターのための講演が増え、主催大学にもよりますが、もう美容皮膚科を始めているドクターからしたら、物足りないことも多く、それに引き替え、美容外科学会は、最低でも形成外科専門医の集団ですし、美容外科学会会員の先生方は、プロ中のプロの先生が多いので、レーザーのセッションでも、やはりマニアックな、高度な議論が交わされているようで、高い費用を払っても、参加しないといけないかな、と思っていたところでした。


でも、学会ばっかり行っていると、クリニックを休んでばかりで、患者さんに迷惑がかかるし、また形成外科学会と言い、こちらの美容外科学会と言い、平日の水~金曜日に開催とかいうのがとても多いのです。


(普通の学会は、土日とか、3日の場合は、金土日とか、日曜ににかけることが多いです。)


平日をもろに休まないといけないので、考え物でした。


 


今回、アベニュー表参道クリニックの辻先生が、トゥルースカルプの発表をされる(木曜日)とお聞きし、それなら、行かねば!と高い費用を払って、ついでにレーザーのセッションも聞いてこようと思っていたら、レーザーの主なセッションは、金曜日で。。。。


どうしようか悩みましたが、木・金曜日を休診にすることに。。


すみません。。ご不便をおかけしました。


 


さて、学会です。


さすがに、プロの先生方が多いので、一般演題も、プロの普段なら、セミナーなどで、講師役をされる先生方のご発表ですから、レベルが高いです。


ほおーっ!


他の学会と、一味、やはり違うんですね。


やっぱり、美容外科学会に出ないといけないかしらん。。


外科のことしかやらないセッションの間に、企業回りなどをして、ハンズオンセミナーを受けて、とわりと忙しかったです。


企業セミナーがたくさん出るチャンスがあって、良かったです。


美容皮膚科学会だと、しょぼい(失礼)時だと、聴きたい講演が全然なく、ガンガンやっている大学主催だと、聴きたい講演が重なりまくりで、どうせーっちゅーねんっ!!と半ばキレ気味に、行ったり来たりと大忙しで、企業展示に行く暇もなく。。。


果たしてどっちがいいのか、困りますが。。。両方行かないといけませんかね。



今回は、超~有名な先生方のハンズオンセミナーもたくさん出ることができて、それも良かったです。


直に手技を拝見できるわけですから、とても勉強になりました。


 


想像通り、とても丁寧にされる先生と、「えー。。。?」と、(雑で)ドン引きしてしまう先生もいらっしゃって、裏事情が垣間見れて、楽しかったです。


 


エライ先生方のセミナーの場合、最初は、総論的なことから教えてくださるわけですが、ちゃんと聴いてるつもりが、気が付いたら、意識なく眠ってしまっていて。。。


(学会前は、いつもバタバタしているので、寝てしまうことがあります。。うう。。情けない。。。)


今回の大失態は、宮田先生のハンズオンセミナーで、たまたま席が空いていて、予約もしていないのに、入れていただいて、しかも席は確か一番前のクセに、最初の理論のところで、居眠りをしてしまいました。。。


ああああ。。。。サイテー!


宮田先生に、なんて失礼なことを!!


この場をお借りして、謝罪いたします。申し訳ありません。


クリニックを休んで出てきているのに、予約をお断りした患者さんにも、申し訳ないです。。


言い訳しますと、寝ようと思ったわけではなく、気が付いたら、意識がなかったです。。。


実際の手技のところでは、ちゃんと起きたので、良かったです。。。


新しいレーザーや手技を拝見するたびに、ほ=!!の連続ですね。


 


他の先生方の講演でも、最初に総論っぽいことをおっしゃっていると、気が付いたら、爆睡。。。どして。。?


早めに寝たつもりなんですが。。。


今回は、(もちろん寝てばかりいるわけではありません)ちょっと気になっているレーザーを、いろいろ検討させていただきました。


将来的には欲しいけど、今は置く場所もないし、とりあえず、触りだけです。


学会でないと、いろいろ比べることも、実際にたくさん見ることもできませんからね。


いろいろなことがわかって、大変勉強になりました。


 


部分痩身についてですが、ちまたや学会で、わりと即効性をうたっているものがありますが、そういうものは、ただむくみを取って、リンパを流しただけ、というものが多く、一時的に、脂肪脂肪が小さくなっただけで、細胞が壊れていないので、結構、元に戻りますね。


(維持するには、やり続けないと。。。)


ちゃんと脂肪細胞を破壊しようと思えば、それなりのダメージも必要かな、と。


そうなってくると、ホントに「効く」部分痩身機って、限られてきますね。


その中でも、私は、ダントツに、トゥルスカが一番と思っちゃいました。


トゥルスカ、ラブ~♡ 


自分で顕微鏡に直に見たわけではありませんが、脂肪細胞はちゃんと壊れていると思いますよ。


私も、トゥルスカをやっていますが、途中で体重はどんどん増えて。。。でも、やったところは、減ったままですから、昔のスカート・パンツが履けるし、新しく買う時も、以前と同じサイズが変えます。


これは、驚異的です!


(なので、ますますダイエットに身が入らない。。。。)


そして、皮膚も引き締まっているのがいいですね。


(機種によったら、脂肪が減るだけで、皮膚は引き締まりません。


なので、皮膚は余るんじゃないですかね。。?)


副作用も、ちゃんと効く機種の中では、比較的軽微かな、と。


(もちろん、ないわけではないです。


やっている最中の熱痛さ、これは、個人差も大きいですが。。まれに神経痛・筋肉痛のような違和感・まれにしこりや赤み・内出血、ごくごくまれに火傷など。


どれも出たとしても、やっている面積からすると、ごく一部で、大体1週間以内に治ってます。


結果からすると、全然OKな範囲なのかな、と思います。


起こっても、患者さんからの事後報告がほとんどなので、「え~、連絡くださいよ~。」と言っても、あまり気にしなかったから、と。


なにをもって、OKとするかは、個人の価値観ですが。。。。


それでも、なにかあったら、心配なので、連絡、くださいね。


 


多少のリスクがないと、やはり脂肪細胞を壊すところまでは、なかなかいけないんだろうな、と思います。


(詳しくは、診察時にお聞きください。)


やっぱり、この世の中から、脂肪吸引って、無くなるんじゃないですかね。


部分痩身以外で、衝撃的だったのは、「モナリザ・タッチ」です。(詳しくは、またのちほど)


考え方が、やはり欧米人と日本人と全然違いますね。


うちでは、まあ、やらない治療でしょうけど、日本で、一体どこまで需要があるのか。。。


東京の有名なクリニックだと、あるかもしれませんね。人口も多いし、そのクリニックに日本中から集まるでしょうし。


 


話は全然変わりますが、生理のタンポンを思いついたのって、やっぱり欧米人ですよね?


(すみません、調べてません。)


処女性を重視する傾向にある日本人では、「タンポン」という合理的(?)な発想は、なかなか出てこないかな、と思っているんですが、この「モナリザ・タッチ」も、「タンポン」を考えつく国の人々の発想かな、と思いました。


(婦人科では当たり前の発想なんでしょうか?その辺は、わかりませんが。)


 


そういう医療ができるんじゃない?できたら、患者さん、喜ぶんじゃない?と思われたきっかけは、例えば、50歳を過ぎて、顔は若返ったのに、陰部は年相応なの?みたいなことらしいです。


ポスターみたいな、非常に意図することがわかりやすい写真(合成かしらん)が、かなり衝撃的でした。


(ちょっと遠かったので、はっきり見えなかったんですが。。。)


婦人科でするのはわかりますが、これ、美容外科や美容皮膚科の処置室で、ホントにやるのかしらん。。。


私もそういう年齢になったら、真剣に悩むのかしらん。。。


こればっかりは、その年にならないと、その悩みはわからないもので、当事者にならないとね。


困っている方が、欧米で多いから、そういう医療が受け入れられると始められたわけでしょうし。。。


で、実施にされた患者さんの満足度は、高かったようですよ。


(って、知らん方には、一体なんの話か、全くわかりませんよね。すみません。


話すと長くなるので、今日はこの辺で。)