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症状について

ニキビ跡

ニキビ跡には、色々な種類があります。(1)赤みの目立つタイプ(2)色素沈着(茶色くシミになってしまった)(3)凹みの目立つタイプ (1)〜(3)各々が合わさっていたり、またその方によって気にしていることが違ったりしますので、(1)〜(3)のどれを治療したいかで一番お勧めの治療が変わります。まだニキビが活発に出ている場合は、ニキビを先に落ち着かせるか、同時に治療をしないとニキビがまたニキビ跡を作ってしますので、いつまで経っても良くなりません。もちろん、それぞれを組み合わせて、同じ日に治療することも可能ですし、組み合わせることでのより一層の効果を実感していただけると思います。

治療

(1)赤みの目立つタイプ

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赤みにお勧めはジェネシス・フォトブライト治療(ライムライト・アキュチップ)です。ジェネシスは、色白・色黒などの肌色に関係なく設定できますので、色黒で赤みが強い方には大変お勧めです。ニキビ跡も気になるけれど、まだニキビも出ているという方にも、ジェネシスには小さなニキビを出にくくさせ、炎症も抑えてくれるので、お勧めです。ライムライトは、赤みだけでなく、同時にシミやクスミなどの茶色いものも薄くして明るい肌色にしていくので、色素沈着が混じっている方、他のシミも気になる方、全体にトーンアップしたい方にお勧めです。ただ、色黒の方だと、肌色にも反応するので、それに合わせた設定となり、回数が余計に必要となります。アキュチップは、1発が直径約6ミリぐらいしかなく、ピンポイントで治療します。ジェネシスもライムライトも顔全体の照射になり、全体の美肌感アップや、たくさんのニキビ跡がある時は、それらの方が経済的ですが、ここだけとか、これ◯◯個だけという時には、アキュチップのほうが向いています。ジェネシスやライムライトと併用すると、フォトブライト治療といって、さらに効果的です。

(2)色素沈着(茶色くシミになってしまった)

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ニキビがひどかった場合、跡が茶色くシミのようになってしまいます。これを炎症後の色素沈着と言います。この場合、フォトブライト治療(ライムライト・アキュチップ)で明るくしていきます。ライムライトは顔全体に、アキュチップはピンポイントにと使い分けることもできますし、組み合わせることも可能です。どちらも赤みにもよく効きますから、まだニキビが出る方にもお勧めです。ニキビを早く落ち着かせてくれることができます。

(3)凹みの目立つタイプ

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大きなひどいニキビができると、皮膚にダメージを与え、その後ニキビが治っても皮膚が凹んでしまって元に戻らないことがあります。そうすると、クレーター状に落ち込んで化粧でも隠せなくなります。クレーターが浅いとまだそんなに目立ちませんが、深いと化粧で余計目立ってしまうこともあります。凹みを目立たなくさせるには、クレーターの穴を小さく縮めたり、真皮のコラーゲンを増やして埋めていくようなことが必要となります。色々な治療がありますが、当院ではダウンタイム(腫れたり、赤みが続いたり、カサブタができたり、元に戻るまで我慢する期間が必要)の出ない治療のタイタン・ジェネシスをお勧めしております。タイタンは熱の作用でクレーターの穴を縮めて、コラーゲンを皮膚全体で増やしていきます。ジェネシスは、皮膚の浅いところを集中して増やします。一度の治療で目で見て変わるわけではありませんが、ダウンタイムがなく、照射後もすぐに化粧が出来るので人気の治療です。テープやガーゼを貼ったり、腫れやカサブタが出来たりとかがありませんので、誰にも内緒で治療を続けていくことができます。回数を重ねていくと、クレーターの角が丸くなり、徐々にお化粧がしやすくなっていきます。クレーターを全て消して完全に平らにすることは無理とお考えください。かなり良くなる方もいますが、個人差が大きい治療です。どこまで目指すのかは、その方次第です。若返り治療も兼ねることができるので、ずっと続けてもいいと思いますが、ダウンタイムが出ても早く改善したい方は、他の治療をお勧めします。